ハウスメーカー選びは沼!?〜理想の家を見つけるための賢い選択術〜

アイ工務店

はじめに:家づくりは「沼」ってホント?

 

「家を建てるぞ!」そう意気込んで住宅展示場へ足を運んだものの、あまりの選択肢の多さに「あれ?何がいいんだっけ?」と迷子になっていませんか?まさにそれ、「ハウスメーカー選びの沼」に片足を突っ込んでいる状態かもしれません。

私たち夫婦も50代を迎え、「まさか!」の家づくりを始めたのですが、その過程はまさに「沼」でした。前回の記事でアイ工務店との出会いを少しお話ししましたが、今回は私たち夫婦がどうやってその沼から抜け出し、理想の家を見つけるための道筋を立てていったのか、その経験をシェアしたいと思います。これから新築一戸建てを検討している皆さん、私たちと同じ沼にハマる前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

「いいね!」の嵐で迷走!夢のモデルハウス見学は「フルコースディナー」!?

 

住宅展示場でのモデルハウス見学って、本当に夢の世界ですよね。「わぁ〜、素敵!」「すご〜い!」って、心の中で「いいね!」が止まらなくなります。あっちのモデルハウスでは広々としたリビングに感動し、こっちではおしゃれなキッチンに心奪われ、また別のモデルハウスでは収納の多さに「これだ!」と感激する……。

でも、これがまさに「沼」の入り口なんです。今まで住んできた家とは全く違う、ハイスペックな家を見せられたら、そりゃ舞い上がってパニックにもなりますよね。例えるなら、普段はおにぎりが主食の生活なのに、いきなり「ウチならお味噌汁に卵焼きもつきますよ」とか「いや、我が社でしたらトンカツ定食!」「ウチならステーキセットです」「今ならフルコースディナーお出しできます!」みたいな世界が目の前に広がるようなもの。(ちょっとわかりにくい例えですみません!)

私たちのような住宅初心者には、高気密高断熱とかZEHとか、専門用語が謎すぎてチンプンカンプン。自分たちがこれから住む家なのに、本当に必要な設備やスペックがわからなくなってしまった時期がありました。「どんな家がいいのか、欲しいのか?」というイメージの沼に、ズブリズブリと飲み込まれそうになっていたんです。

 

「どんな生活がしたい?」〜沼から抜け出すための賢い優先順位のつけ方〜

 

やはり、自分たちがこれから生活する家です。まずは自分たちが「どんな生活をしたいのか」、どんな家が欲しいのか、そのイメージを具体的に練り上げることが非常に重要だと痛感しました。

私たち夫婦の場合、子どもたちが自立して空き部屋になった2階の部屋が必要なくなったこと、そして同居している母の足元が少し不安になってきたことなどを考慮し、「平屋にしようね」という方向に進んでいきました。この「平屋」という選択が、私たちの家づくりの大きな軸となったんです。

そこから、漠然とした「いいね!」の嵐の中から、自分たちにとって本当に必要なものが何なのか、夫婦でじっくり話し合う時間を設けました。

具体的には、

  • 予算はどのくらいまでなら大丈夫か?
  • バリアフリーはどの程度必要か?
  • 省エネ性能はどこまで求めるか?
  • 収納はどれくらい欲しいか?
  • どんな間取りが理想か?

といった優先ポイントが少しずつ見えてきました。これこそが「沼」から抜け出すための第一歩だったのかもしれません。

 

まとめ:理想の家は「具体性」から始まる

 

ハウスメーカー選びは、まさに夢と現実の間で揺れ動く体験です。モデルハウスの「いいね!」の誘惑に惑わされそうになりますが、大切なのは「どんな生活がしたいか」という具体的なイメージを持つこと。そして、そのイメージに優先順位をつけていくことです。

私たち夫婦は、「平屋」という軸を決めたことで、一気に家づくりの方向性が定まりました。あなたも、まずは「これだけは譲れない」というポイントを見つけることから始めてみませんか?それが、理想の家を見つけるための賢い選択術への第一歩となるはずです。

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