50代からの家づくり、まさか我が家が新築一戸建てを建てるなんて!
こんにちは!このブログを読んでくださっている皆さんも、もしかしたら「まさか自分が家を建てるなんて!」と思っているかもしれませんね。実は私たち夫婦も、数年前まではそう思っていたんです。今回は、50代を迎えた私たち夫婦が家づくりを意識し始めたきっかけから、運命のアイ工務店との出会いまでを、包み隠さずお話ししたいと思います。これから新築一戸建てを検討している方の、何かのヒントになれば嬉しいです。
揺れた我が家、そしてコロナ禍がくれた「立ち止まる時間」
50代を迎えた私たち夫婦が「家」を意識し始めたのは、コロナ禍の真っ只中の頃でした。それまで30年ほど暮らしてきた我が家は、最高7人でワイワイと賑やかに過ごした建売住宅。子供たちが成人してそれぞれ自立し、父も他界して家の中は少し寂しくなった頃、アチコチに不具合が出始めていたんです。
それもそのはず。思えば、あの福岡西方沖地震で大きく揺れ、遠く離れた熊本地震の影響でもまた揺られた我が家は、閉めにくいサッシや最後まで閉じにくいドアなど、あちこちが歪んでしまっていました。
普段は忙しさに紛れて見過ごしてきた家の「疲れ」が、コロナ禍で自宅にじーっと過ごす時間が増えるにつれて、どんどん目につくようになってきたんです。
「最近見かけるようになったカッコいい住宅に漠然とした憧れはあったんだけど、まさかこれから本当に家を建て直すことになるなんてねぇ」
妻とそんな会話を交わすようになったのは、まさにこの時期でした。職場への送り迎えの途中、車窓から見えるモデルハウスについて夫婦で語り合ったのが、私たちの新築一戸建てへの第一歩だったと言えるでしょう。「今のお家を建て直して、残りの人生を快適に過ごしたいね」なんて言いながら、週末にはモデルハウスの見学に出かけたりもしました。
「ローコスト住宅」という希望の光?理想と現実のギャップに迷走
家づくりを具体的に考え始めた私たちは、まず初期の情報収集として、主にネット検索に頼りました。正直なところ、有名な大手ハウスメーカーさんでは予算オーバーは必須だろうという感覚がありました。そこで私たち夫婦が頼ったのが、初めて耳にする「ローコスト住宅」というキーワードでした。
木造にこだわりのあるメーカーさん、ちょっとオシャレな外観のモデルハウスを建てている工務店さんなど、様々な情報をかき集めました。もちろん、一度は大型の住宅展示場にも足を運びましたよ。
どのモデルハウスも、見学させていただくと「わあっ〜、素敵ぃ〜、すご〜い!」ってのが心の中に溢れてきて、もう止まりません(笑)。凄すぎて、自分たちがどんな家に住みたいのかすらわからなくなるくらいです。おそらく、多くの方がここいらで完全に迷走すると断言できます。
また別の章でもお話しすることになるかもしれませんが、そのくらいどのハウスメーカーさんもモデルハウスには並々ならぬ力を入れています。ベリーグッド!ファンタスティック!ゴージャス!ナイスアイデア!の連発です。重厚な玄関ドアに、明るく広々とした玄関ホール、収納力に優れるシューズクローク。ホテルのような廊下、オープンで開放的なLDKには素敵な調度品がずらり。どんなシェフがいるんだよって言いたくなるようなキッチン…数え上げたらキリがありません。まさに夢が膨らむ特別な空間なのです。
— 大人なので、ここで一つ注意点です。 叶わない夢もある、という現実も忘れてはいけません。決して騙されているわけではありません、最高の夢を見せていただいているんですからね(笑)。 —
夢のような空間から帰宅したら、まずは一旦深呼吸をしてから冷静に考えましょう。「果たして、あの夢の空間が、我が家の限られた敷地に収まるのだろうか?」と。私たちの予算で、あの理想をどこまで現実にできるのか。初期の情報収集では、理想と現実のギャップに戸惑うばかりでした。
運命の出会い!?住宅展示場で見つけた「アイ工務店」
さて、そんな迷走の日々の中、ようやくアイ工務店を知るきっかけが訪れました。それは、妻の送迎路から少しだけ入り込んだところに、偶然住宅展示場を発見したからなんです。
夜勤を終えた妻を連れて初めてその住宅展示場に訪れた日は、まさかのアポ無し!それでも、快く迎え入れていただき、3棟のモデルハウス全てを見せていただけたんです。コロナ禍で本来は予約制になっていたはずなのに、その柔軟な対応には驚きましたし、ありがたかったですね。
正直、当時はTVCMも打っていなくて、アイ工務店というハウスメーカーさんのことは全く知りませんでした(ごめんなさい!)。アポ無し飛び込みの見学者だったからでしょう、営業さんも決して押しが強くなく(笑)、こちらとしても変な緊張感を抱かずにモデルハウスを見学できたのは本当に助かりました。
「ローコスト住宅」という括りではないかもしれませんが、TVCMでよく見るような大きなハウスメーカーでもない。もしかしたら、これなら私たちの予算に近い形で新築一戸建てを建てることができるかもしれない──。そんな漠然とした期待感を抱きながら、私たちは見学を終えました。
しかしまさか、ここから本格的に家づくりが現実化していくとは、この時はまだ知る由もありませんでしたね。


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