アイ工務店で予算オーバーを防ぐ!賢い予算計画とコストダウンの秘訣

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アイ工務店で予算オーバーを防ぐ!賢い予算計画とコストダウンの秘訣

前回の記事では、アイ工務店さんの価格帯坪単価の目安、そして家づくりの総費用の内訳についてご紹介しました。家づくりにかかる費用が、建物本体価格だけではないことに驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて、家づくりにおいて、予算オーバーは避けたい一番の心配事ではないでしょうか。アイ工務店さんで理想の家を建てるためにも、賢く予算を立てることは非常に重要です。この記事では、予算オーバーを防ぎながら家づくりを進めるための具体的なステップと、明日から使えるコストダウンの秘訣について詳しく解説していきます。


 

予算オーバーを防ぐ!賢く予算を立てるための3つのステップ

 

予算に限りがある中で、すべてを理想通りにするのは難しいもの。そこで重要になるのが「優先順位付け」です。

 

ステップ1:自分たちの理想と条件を明確にする

 

「どんな家に住みたいか?」これは当たり前のようでいて、意外と曖昧になりがちな部分です。まずは、家族会議を開いて、以下の項目を具体的に話し合ってみましょう。

  • 広さ: 何LDKが必要か、各部屋の広さ、収納の量など
  • デザイン: シンプルモダン、和風、北欧風など、どんなテイストが好きか
  • 設備: どんなキッチンが良いか、お風呂は広々タイプが良いか、床暖房は必要かなど
  • 性能: 断熱性、気密性、耐震性など、どこまで求めるか
  • ライフスタイル: テレワークスペースは必要か、趣味の部屋は欲しいか、来客が多いかなど

これらの「理想」を明確にすることで、担当者との打ち合わせもスムーズに進み、不要なオプションを削ったり、本当に必要なものに費用を集中させたりできます。雑誌の切り抜きやSNSの画像などを使って、イメージを共有するのもおすすめです。

 

ステップ2:総費用の内訳を理解する(再確認の重要性)

 

前回の記事でも触れましたが、家づくりにかかる費用は「建物本体価格」「付帯工事費」「諸費用」の3つに大きく分けられます。特に、付帯工事費や諸費用は、本体価格の20〜30%を占めることもあり、見落とすと予算オーバーに直結します。

  • 地盤改良工事費外構工事費は、土地の状況やこだわりによって大きく変動します。
  • ローン諸費用登記費用といった事務的な費用も忘れてはいけません。

見積もりをもらったら、これらの項目がきちんと計上されているか、細部まで確認することが肝心です。

 

ステップ3:優先順位をつけて予算配分を計画する

 

予算に限りがある中で、すべてを理想通りにするのは難しいもの。そこで重要になるのが「優先順位付け」です。

  • 絶対に譲れないもの(MUST)
  • できれば欲しいもの(WANT)
  • なくても困らないもの(NICE TO HAVE)

の3つに分けてリストアップしてみましょう。

例えば、「耐震性は最優先」「キッチンは食洗機付きがマスト」「広いリビングは譲れない」といった具合です。一方、「ゲストルームはなくてもいい」「ウッドデッキは後からでも設置できる」など、後回しにできるものや、費用を抑えられる部分を見つけます。

この優先順位付けを行うことで、予算に合わせた最適なプランニングが可能になり、後で「あれもこれも欲しかったのに…」と後悔するのを防げます。アイ工務店の担当者にも、あなたの優先順位をしっかりと伝えることで、より現実に即した提案をしてもらえるでしょう。


 

見落としがちな追加費用とその対策

 

家づくりを進める中で、「こんな費用もかかるの!?」と驚くのが、予算計画時に見落としがちな追加費用です。これらを事前に把握し、対策を立てておくことで、予算オーバーのリスクを大幅に減らせます。

 

見落としがちな追加費用チェックリスト

 

  1. 外構工事費: 家の顔となる外構は、ついつい後回しになりがちですが、駐車スペースの舗装、門扉、フェンス、アプローチ、植栽など、想像以上に費用がかかります。こだわれば数百万円単位になることも。
  2. 地盤改良工事費: 土地の調査結果によっては、軟弱地盤のため改良工事が必要になる場合があります。これは数十万円から数百万円と高額になることが多く、予算に組み込んでいないと大きな痛手になります。
  3. 既存建物の解体費用: 建て替えの場合、既存の建物の解体費用がかかります。アスベストが含まれている場合は、さらに費用が高くなることも。
  4. 古い家具の処分費用: 新居に持っていかない家具や家電の処分にも費用がかかります。
  5. カーテン・照明器具: 「建物本体に含まれているだろう」と思いがちですが、おしゃれな照明やオーダーカーテンは別途費用がかかるケースが多いです。
  6. 引越し費用・仮住まい費用: 引越しの荷物量や時期、仮住まい期間の家賃なども考慮しておきましょう。
  7. エアコン(複数台の場合): 全館空調を導入しない場合、各部屋に設置するエアコンの費用を見込んでおく必要があります。
  8. インターネット・ケーブルテレビの引き込み費用: 新築の場合、新たに引き込み工事が必要な場合があります。

これらの費用は、見積もり段階でしっかりと確認し、不安な点は遠慮なく担当者に質問しましょう。


 

アイ工務店で実現する!具体的なコストダウンのコツ

 

「予算は決まっているけど、できるだけ理想に近づけたい!」そんな願いを叶えるために、賢いコストダウンのコツをご紹介します。

  1. 間取りをシンプルにする: 複雑な形状や多角形の建物は、材料費や施工費が高くなる傾向があります。長方形や正方形に近いシンプルな間取りは、コストダウンに繋がりやすいです。
  2. 水回りの配置をまとめる: キッチン、お風呂、トイレ、洗面台などの水回りを近くに配置することで、給排水管の配管コストを抑えられます。
  3. 標準仕様を上手に活用する: アイ工務店さんの標準仕様は、十分な品質と性能を持っています。すべてをグレードアップするのではなく、本当にこだわりたい部分だけを厳選して、残りは標準仕様を上手に活用しましょう。
  4. 建材や設備をショールームで確認する: 実物を見ることで、カタログだけでは分からない質感や使い勝手を体験できます。そして、本当に必要なもの、そうでないものを判断する手助けになります。
  5. 収納計画を工夫する: 造り付けの収納は便利ですが、コストがかかります。市販の収納家具を活用できるような間取りにすることで、費用を抑えられます。
  6. 外構はDIYも検討する(できる範囲で): 予算が厳しい場合、簡単なフェンスや花壇作りなど、一部をDIYすることも検討してみましょう。ただし、専門知識が必要な部分はプロに任せるのが賢明です。
  7. 複数社から見積もりを取る(相見積もり): アイ工務店さんで検討している場合でも、他のハウスメーカーや工務店から見積もりを取ることで、価格の妥当性を比較検討できます。これは、価格交渉の際にも有効な手段となります。
  8. 担当者と正直に予算を共有する: 予算の上限を明確に伝えることで、担当者はその範囲内で最良の提案をしてくれます。「もう少し出せるかも」と曖昧にすると、予算オーバーの提案が出てきやすくなります。

見積もりは、提示されたものをそのまま受け入れるのではなく、一つ一つの項目を細かくチェックする習慣をつけましょう。「一式」と書かれている部分があれば、内訳を尋ねるなど、疑問に思ったことはその都度確認することが大切です。

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